冬場は風邪やインフルエンザの内容が増えますし、「冷え」や「乾燥」によって、感染しやすくなります。
よく、ビタミンCは「美容に良い・風邪に良い・免疫力を付けてくれる」って言うけど、詳しく知りたい。
今回は、上記のお悩みを解決します。
本記事の内容は下記。
- ビタミンCの有能さ
- 活躍するビタミンCの名場面集5選
- 食前よりは食後がおすすめ
- ビタミンCは1石40鳥
「みかん食べとけば、レモン食べとけば、いいんじゃね」っていう感じではないんです。
どうぞ最後まで、お読みくださいね。
ビタミンCは優秀なオールマイティプレーヤー

ビタミンCはすごいんです。
ビタミンCやカルシウムは、体内で合成できません。
ビタミンCの働き
免疫力の要を活性化したり、余分なものをエネルギーに変えてくれたり。
血液をつくる鉄分や、元気や精力の源の亜鉛を吸収しやすくしたり、「仲人ですか!」ってくらい相性良く結びつけてくれます。
ビタミンCは荒れたコラーゲンを修復する手助けも
ビタミンCは体に吸収されると、コラーゲン(たんぱく質)の生成を促してくれます。
コラーゲンもないと困ります。
お肌の弾力にも関わり、ウイルスで荒らされた細胞を修復するという大事な役割もあります。
活躍するビタミンCの名場面集5選

ビタミンCのお役立ちシーンをまとめました。
- インフルエンザや風邪に闘う免疫力サポート
- 実はダイエットにも良いビタミンC
- 亜鉛や鉄分の吸収を良くする
- 紫外線やシミ対策にはサプリのビタミンCがおすすめ
- にんじん(キャロット)ジュース飲むなら酢をちょびっと
ビタミンCのメリットを名場面集として、5つ下記で詳しく解説します。
①インフルエンザや風邪に闘う免疫力サポート
インフルエンザウイルス・風邪のウイルスが体内に入ってきたら、闘います。
ウイルスと免疫力の密接な関係
- インフルエンザウイルスは宿主に寄生したら、増殖
- せきやくしゃみによって、空気中に浮遊します
- 飛沫が鼻や口などの上気道から体内に入って感染すると、1個のウイルスが24時間後には100万個に増殖
約1~3日の潜伏期間で、突然高熱が出て発病してしまいます。
上記がインフルエンザです。
ビタミンCのおすすめポイント
インフルエンザウイルスや風邪ウイルスを撃退して治癒を早めるということ。
白血球やリンパ球を元気にしてくれると言われます。
上記の記事にビタミンAの働きがまとめられています。
予防では普段から規則正しい生活とバランスのよい食事をとること
外出後に「うがい」と「手洗い」をすると、感染の機会をぐんと減らすことができます。
インフルエンザウイルスは低温と乾燥を好むので、防御のかなめは保温と保湿。
外出時のマフラーは首を温め、マスクはノドの加温加湿になります。
室内は暖めすぎず適度な温度を保ち、加湿器などで保湿にも留意するのがおすすめ。
②実はダイエットにも良いビタミンC
風邪予防に代表されるビタミンCが意外なのは、「肥満防止にも良い」ことなんだ。
下記の理由です。
- ビタミンCの脂肪のエネルギー変換を促進する作用
- ビタミンCには、肥満を抑える効果
肥満防止にはライフスタイルが重要
適度な運動、適度なカロリー制限、よく噛むこと、夜遅く食べないことです。
ストレス性のやけ食いによる肥満には、ある漢方がおすすめ。
何かというと、高麗人参です。
高麗人参は食欲のない方には食欲を起こさせます
逆に、ストレスによる食べ過ぎを抑えてくれる働きがあると言われています。
③亜鉛や鉄分の吸収を良くする
亜鉛は、ビタミンCと相性が良く、一緒に食べると吸収力がアップします。
逆に、食物繊維やカルシウムと一緒に亜鉛を摂ると、亜鉛の吸収を阻害。
亜鉛は味覚を整えたり、精力をつける
亜鉛が多いのは「牡蠣」ですね。
亜鉛を多く含む食品

鉄分が豊富な食品(多い順に、食べられる部分100g中の含有量 単位:mg)
青海苔 74.8、ひじき 55.0、きくらげ(乾) 35.2、あさりの佃煮 18.8、煮干 18.0、抹茶 17.0、ピュアココア 14.0、きな粉9.2
ひじきよりも青のりの方が鉄分は多いです。
豚レバー 13.0、鶏レバー 9.0、かつお 6.0、しじみ 5.3、牛レバー 4.0、あさり 3.8、納豆 3.3、大根葉 3.1、小松菜 2.8、ほうれん草 2.0
レバーは高コレステロール食品なので、肥満気味の方はご注意を。
鉄分を吸収しやすくする他の方法は?
たんぱく質を十分にとることが挙げられます。
上記は、植物性の大豆がおすすめ。
控えるとすれば、タンニンを含むコーヒー、紅茶、日本茶(適量がおすすめです)。
④紫外線やシミ対策にはサプリのビタミンCがおすすめ
紫外線を浴びる前に、代表的なビタミンC、ポリフェノールなどの抗酸化成分を摂ると、シミの予防になると言われます。
紫外線予防と思って、レモンやオレンジとかの柑橘類を外出前にたくさん食べるようにしてる。
上記は少し注意が必要。
レモンやオレンジなどの柑橘系には「ソラレン」という光毒性物質
実は、多く含まれているので、 紫外線に反応しやすくなってシミの原因になることがあります。
ソラレンって、柑橘類のほかにはセリやクロレラなどにも多く含まれているみたい。
「シミ予防にビタミンCを取る時間帯を考えなきゃならんのは面倒だ」っていう場合は、サプリメントでのビタミンCの摂取がおすすめ。
⑤にんじん(キャロット)ジュース飲むなら酢をちょびっと
野菜ジュースとか、にんじん(キャロット)をすり下ろして、健康ジュース作ってるって方もいますよね。
ビタミンCを多く含むにんじん(キャロット)ですが、にんじんジュースで飲む時には少し意識してもらいたいことがあります。
ビタミンCを破壊するアスコルビナーゼという酵素が含まれている
とはいえ、アスコルビナーゼは酸や熱に弱いです。
にんじんジュースにレモン汁やお酢を少々垂らせば、解決。
おすすめは、りんご酢などを少量加えて飲んだりすると、美味しい上に、ビタミンCを破壊する酵素を和げることができます。
ここまで、少し注意しておくこともお伝えしました。
食前よりは食後が良い

- ビタミンCは食前と食後、どちらで摂るのがおすすめ?
-
ビタミンCは、食後すぐに飲むと、食前に比べ約1.6倍吸収率が良い。
さらに、1日量を3回に分けて、毎食後すぐに摂ると、吸収率はより良くなります。
相乗効果いっぱいだ。
ビタミンCは鉄分や亜鉛を吸収しやすくします
ビタミンC自体を吸収しやすくする方法を下記にまとめます。
- 酢(先ほどはりんご酢)
- ビタミンP(ルチン)の多い食品
- 乳酸菌製剤
ビタミンPの解説
ルチン:フラボノイドの1種で、血管の健康を保つ働きが3つあります。
下記です。
- ビタミンCの吸収を促進させ、血管の老化を防ぐ
- 毛細血管の透過性を正常に保って血管壁を強化し、内出血を予防する
- 毛細血管の収縮作用や血圧を下げる作用があるため、高血圧や出血性の疾患を予防する
ルチンはソバやトマト、アスパラガスなどに多く含まれています。
まとめ | ビタミンCは1石40鳥

ビタミンCは1石40鳥ということもあって、ポイントがてんこ盛りでした。
- コラーゲン生成促進で歯ぐき・血管・肌の弾力UP
- 鉄分と亜鉛の吸収促進
- りんご酢と、ビタミンP、乳酸菌でビタミンCも吸収促進
- 食前よりは食後がおすすめ
- ソラレン対策ならサプリで取るのもいいね
「サプリ何から始めようかな〜」っていう時のファーストチョイスに、オールマイティなビタミンCは最適だね。
錠剤やカプセルではなく、個包装で美味しくきっちりビタミンCを摂取できる「シトラミンC」をおすすめですよ。
今日は最後まで、お読みいただきありがとうございます。