風邪とかインフルエンザって毎年秋冬くらいから一気に増えるよね。。。
2020年はコロナもあるから、症状があったときとか何の病気か怖いし、人に迷惑かけるのも嫌だなあ。。
なんとかリスク激減する方法はないのだろうか?
今日は、こんな疑問に答えていきます。
今日は、上記の書籍の内容をまとめていきます。
すぐ実践できる内容になっていますので、是非最後までお読みください。
ちなみに、インフルエンザには年間1000万人近くがかかると統計で出ています。
風邪やインフルエンザの原因ってそもそも何?

風邪やインフルエンザの原因は、結論的にいうと【ウイルス】です。
「風邪やインフルエンザの原因はなんでしょう?」と質問した答えは下記のとおり。
- 冷え?
- 疲れ?
- 乾燥?
- ストレス?
- ウイルス?
などなど解答が出てきました。
しかし思い返すと、元気なとき=抵抗力があるときは、風邪もインフルエンザもかかりません。
下記で、詳しく解説します。
1の①:風邪やインフルエンザの原因は、結論的にいうと【ウイルス】
風邪は、80〜90%がウイルスが原因で発症します。その風邪の原因となるウイルスは全部で200種類以上あります。
ウイルスの種類 | 喉の痛み | せき | 鼻水 | 鼻づまり | 熱 | だるさ | 結膜炎 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アデノウイルス | 95 | 80 | 70 | 70 | 60 | 15 | |
コクサッキーウイルス | 65 | 60 | 75 | 35 | 30 | 30 | |
RSウイルス | 90 | 65 | 80 | 95 | 20 | 65 | |
エコーウイルス | 60 | 50 | 99 | 90 | 10 | 45 | |
ライノウイルス | 55 | 45 | 90 | 90 | 15 | 40 | 10 |
コロナウイルス | 55 | 50 | 90 | 90 | 15 | 40 | 10 |
パラインフルエンザウイルス | 75 | 50 | 65 | 65 | 30 | 70 | 5 |
上記の表を見ると、いろいろなウイルスがいて、感染してしまうと、症状が様々であることがわかります。
症状の対処法
頭痛やくしゃみは初期症状なので、この時点で対処できれば治りは早い。
しかし、のどの痛みなど「2〜3日目に悪化しやすい」と言われます。
どの症状のタイミングで対処できるかがカギと言えますし、リスクを減らすことができる習慣も大切です。
風邪やインフルエンザのリスクを激減させる13の行動習慣

著者は、「これをやれば風邪やインフルエンザは大丈夫!」という行動習慣を13個ピックアップしています。
下記のとおり。
- ガムや飲み物で常に「のど」を湿らせておく
- できるだけ「鼻」で呼吸する
- 1日11回「手」を洗う
- 手洗い後は「ペーパータオル」で完全に乾かす
- 乾いた手を「アルコール消毒」して完全に乾かす
- ワイヤー型のマスクを「1日1パック」使い切る
- 1日3回以上「うがい」をする
- 自分の「平均睡眠時間以上」寝る
- インフルエンザワクチンを摂取する
- 無意識に「顔を触るクセ」をチェックして、やめる
- 本やペンなどの物品を「他人と貸し借り」しない
- 飛行機や新幹線は「一番後ろの席」を選ぶ
- 手洗い前に「鼻くそ」をほじらない
ちなみに、大前提として、この行動習慣13個をする前に、「超初期症状を観察して、対策しなさい」と著者は言っています。
下記で詳しく13の行動習慣を解説します。
2の①:ガムや飲み物で常に「のど」を湿らせておく
ウイルスは冷えていて、乾燥している環境が大好きなんです。
アメよりも、ガムの方が「唾液が出て、殺菌効果や保湿効果もあって最適」みたいです。
のどの上気道にウイルスがピタッとついて侵入していくことで、風邪を引いてしまう。
粘膜の乾燥や口腔内に入ったウイルスを殺菌しておくことはとても大切ですよね。
2の②:できるだけ「鼻」で呼吸する
鼻が詰まると、口呼吸になってしまい、口やのどの乾燥を招きやすくなり、ウイルスが好む環境になってしまうんです。
これは、クセでやってしまう人もいますよね。
ちなみに、昔のぼくは「口呼吸」でした。
口閉じてるより、開けてた方が単純に気持ちよかった笑
ただ、それだけの理由。。
これでは風邪の原因となるウイルスを拾いやすくなりますので、口呼吸は要注意で、鼻呼吸に切り替えましょう。
2の③:1日11回「手」を洗う
1日11回上、手洗いをする人は風邪のリスクを50%以下にすることができると、なんと複数の研究機関で示されているんです。
何と言っても、感染する多くの経路は「接触感染」。
そう考えると、手には「常にウイルスまみれかもしれない」と思って、過ごしていくのは大げさではない気もします。
1日11回以上手を洗うのは、寝る時間を除けば、1時間〜1時間半おきで充分できるということでした。
2の④:手洗い後は「ペーパータオル」で完全に乾かす
備え付きタオルだと、ウイルスがまだ生存しているかもしれないし、ジェットタオルだと、ウイルスを周辺に撒き散らしてしまうこともありえます。
トイレなどのあとの手拭きは、濡れたままの手を放置すればウイルス感染リスクが100倍〜1000倍に。
ペーパータオル常設のトイレをリサーチしておくと、バッチリです。
2の⑤:乾いた手を「アルコール消毒」して完全に乾かす
アルコールが揮発するときに起きる脱水作用での抗菌効果が期待できるのでおすすめです。
ポイントは、手洗いと一緒で「ひっこしはおやのくび」で覚える。
手が濡れたままでは効果半減しますので、しっかり手を乾燥させてからアルコール消毒しましょう。
2の⑥:ワイヤー型のマスクを「1日1パック」使い切る
マスクを手で過度に触ってしまった場合や、飛沫を自らマスクにした、マスクで他者のものを受けた場合も、使い捨てにするのがベスト。
同じマスクをしたり、外したり、これを繰り返していると、手や指にウイルスがついている際、マスクをしていても感染のリスクがあります。
マスクを外すときは、必ずヒモの部分を持って外すこと。
2の⑦:1日3回以上「うがい」をする
1日3回以上の水うがいで、風邪の症状が36%も軽減したという研究結果が出ています。
水うがいとイソジンなどのポピドンヨードのうがい薬を使ったときの差異は、驚くべきことになかった。
- お手洗い後のうがいや
- 1日3回以上の水うがい
上記で、4割も風邪を予防できるならやらないのはもったいないですよね。
2の⑧:自分の「平均睡眠時間以上」寝る
睡眠不足は風邪の発症リスクを増加させてしまいます。
常識といえば、常識ですが、特に「徹夜」は交感神経優位になりすぎる。
上記だと、抵抗力を下げ、血圧上昇、血糖値上昇、コレステロール上昇を招きやすくなります。
スケジュールは無理をせず、しっかりと1.5時間の倍数を意識して、最低でも6時間睡眠をとるように心がけましょう。
2の⑨:インフルエンザワクチンを摂取する
インフルエンザワクチンを打った方が良いのかという問いに対しては、明確に「YES」ということができます。
接種後は、約2〜4週間後に効果が出始めて、効果の持続期間は約5ヶ月あると言われています。
インフルエンザワクチン接種は、健康な方の予防に。
2の⑩:無意識に「顔を触るクセ」をチェックして、やめる
オーストラリアのニューサウスウェールズ大学の研究結果によると、1時間に平均して顔をさわる回数は23回ということでした。
接触している平均時間は、口に2秒、鼻に1秒、目に1秒と、知らず知らずかなり触っていますよね。
これらの粘膜付近を直接触ってしまうことを減らすだけで、グッと感染のリスクを下げることができます。
2の11:本やペンなどの物品を「他人と貸し借り」しない
風邪の代表のライノウイルスは接触感染がほとんどです。
ウイルスのついた手で物を触って、貸し借りすることで、簡単に感染していく。
なんと上記の割合は50%ということでした。
手洗いと、消毒が大切ですし、触れた物や公共のものにも同様に消毒を施すのは必須ですね。
2の12:飛行機や新幹線は「一番後ろの席」を選ぶ
飛行機は日常の生活よりも、113倍感染のリスクが高いと言われています。
日常よりも、気密性の高い空間であるのと、つばやしぶきは、1〜2m前方にまで飛んでいくみたいです。
上記のリスクから、後方の席を選ぶのが良いでしょう。
2の13:手洗い前に「鼻くそ」をほじらない
鼻くそほじりは、指先のウイルスを鼻の粘膜に刷り込む行為なので、こっそりやるとしても絶対やめよう。
鼻毛はフィルターの役割を果たし、ウイルスなどの外敵から守ってくれています。
爪で鼻の中を傷つけてしまうと、粘膜が弱り、ますますウイルスが侵入しやすくなるので、要注意。
まとめ|接触感染と飛沫感染対策と早期解決が答え

ぼくも13の行動習慣をみて、「鼻くそを隠れてほじる(掃除する)」はやってしまってました。
とはいえ、本記事を書きながら下記を実感。
- 自滅の行為
- マスクは最大の防御であり、自らも他者もウイルスから守ってくれる存在
理解してからは、適切な対処ができるようになったと思います。
まずは、「風邪やインフルエンザのリスクを激減させる13の行動習慣」を1つずつでも実践していきましょう。
それでは、今日はここまで読んでいただきありがとうございました!